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システムを作ること。それが「上位の」仕事。

今日の勉強内容は「教職員の給与」、「高卒の子たちの進路:専門学校」についてでした。

郵便局でバーコード読んでて思うわけですよ。
なぜ正社員のほうが給料をもらっているんだろうか、と。
ひがみ半分と、アルバイトの人たちもめっちゃがんばってるのになー
おんなじニンゲンやのになー、と思ったのです。

理由は、責任感を伴うというのも大いにありますが、
他には、システム全体を統括して動かす立場だからだと言えます。
普段からやっている業務内容はアルバイトと同じように見えますが
いざ何か大きなことが起きたときに対応するのはやはり社員です。

一生懸命体を動かすアルバイトたちと、それをデスクワークで統括する
社員たち。そんな社会の構図をちらっと見たような気がしているのです。

では、これから生きていく学生たちは何に気を向けなければいけないのでしょう。
結果から言えば、自分の価値を高く売り出すためには、何を備える
必要があるかを考え抜くことです。
ズバリ言えば、時給の高い、単価の高い仕事は何かを真剣に考えることです。

例として、今、年末になり、年賀状の仕分けで高校生をちょいちょい見かけます。
でもそんなアルバイトに時間を使うのはどうなんかなーと思ったり。
もちろん、どうせ家にいてもごろごろするし、気分転換を兼ねて、
という明確な理由があるならいいのですが
お金が手に入る、という単純な理由で働くのはちょっとまずい気がしています。

端的に言えば、高校生と社会人のお金の感覚があまりに違うからです。
言い方を選ばず言えば、その感覚の違いを世の中が利用しているわけです。
高校生が1日3000円とかをゲットして喜ぶわけですが、
3000円儲かるからいい仕事だーと思うのは少し違うわけです。
「定期的な収入」を得るためには、時給800円というのはかなり厳しい。
20日、1日8時間働いて月12.8万円です。
これでは家族は養えません。
むしろ、一人暮らしでもかなり切り詰めた生活になります。

では、ゆとりを持つためにはどうすればいいのか。
そう。時給単価の高い仕事につくことができればいいのです。
なんだ、そんな単純な話か。そう思うかもしれませんが、
(収入額)=(単価)×(数量)なのです。
働く時間を増やすか、時給を上げるかのどちらかです。
というか、それしかないのです。
20日、8時間は齢20を超えた人間にはギリギリの時間です。
これ以上労働時間を増やすのは危険です。

では、時給の高い仕事とは何か。
それが、話はもとに戻るわけです。
システムを作る、システムを動かすような「上位の」仕事です。
「上位」というのは、別にランクというわけではなく、
仕事全体で見たときのピラミッドの階層的に上位という意味です。
つまり、上位が全体の取りまとめをするわけです。

となったとき、やはり資格は強い。
まぁ最大の資格は学歴なのかもしれませんが、その次に来るのは
やはり資格そのものでしょうね。
有資格者と無資格者がいたら、有資格者が優遇されるわけで。
だから、大学入試というシステムが性に合わず、
何か専門特化した方が得意かもなあと思うのであれば、
高卒ののち、専門学校という選択肢もアリなんでしょうか。
(ただ、いわゆる言葉はよくないですが「無名大学」であればの話で、
やはり現状、産近甲龍以上の大学に入れるのであれば、
とりあえず進学して、学歴をゲットするというのは仕方のない話だと思います。
ただ、そこを裏にとって、そういう産近甲龍に進学し、そこで
1年目からもうコツコツと資格取得準備をしておくのは手かもしれません。)

今日の今日聞いた話で、自分の中で何かが共鳴したもので、
かーなり長文になりました。
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新共通テストについて各問題の分析(例1)

http://mainichi.jp/graphs/20151222/hpj/00m/040/002000g/1
問題イメージ例1について
(交通事故件数に関する問題)
・グラフを正しく読み取る
・その読み取ったことをもとに、自分で仮説を立ててみる

→いわゆる受験界では「新傾向」ではないでしょうか。
もちろん、部分的には、出題している大学もあるとは思いますが、
そんなに多くの大学が、現状この問題形式を採用しているとは思えません。

何が新傾向かといえば、「あなたが考えたこと」を述べさせるということ。
自分が分析し、立てた仮説を、読むことのできる形で表現すること。
論理的に仮説を立てることに評価ポイントを置いたのは初めてだと思います。
残念ながら「仮説を立てる技能レベルを問う問題」が現状の入試には少ない。

結論から言えば、「総合的な学習の時間」をテストにしてみました、という
感じが近いです。

そのための対策方法としては、仮説を立てる手段や、
その仮説を論理的に証明するプロセスを学んだうえで、
例題に似た問題の練習を繰り返しながら力をつけることが
ポイントになるでしょうか。

そして、比較的長文を記述する練習を重ねておく必要があるかと思います。
サンプルは100字以内で、とありますが、
それが長期的には伸びる可能性も大いにあります。

従来の入試制度でいえば、小論文が練習教材としては
もっとも近いのではないかと思います。

まとめ

従来との決定的な違いは、
仮説を立て、それを論理的に示す力を問うていること
あとは、システム面では、解答の方向性が複数考えられることがあり、
採点準備は大変だろうなあという印象です。

それ以外の
・記述作成テクニック、そして根気
を養成するのは、従来の入試方式の組み合わせで対応できると思いますが、
その組み合わせの比率が大きく変わることが注意点です。

---以下心の声
教えられるとしたら、仮説の立て方か。
あとは論理的思考のプロセス。
でも、今の大人が困っていて
巷では大量の「なんとか論理的思考メソッド」とかいう本が
乱立する中で、どう子供をひっぱっていけばいいんだろう。

センターの代わりの新共通テストについて

http://mainichi.jp/articles/20151223/k00/00m/040/066000c
↑ここのページが一番情報量が多い気がします。

2020年スタートだとすると、今の中2が高3になったときに
始まるということですね。(具体的感想はまた後日・・・)

3年のブランクを1年の予備校生活で埋めるのは厳しい~南海キャンディーズ山里さんの受験体験記

死ぬほど勉強、兄の陰の支え知ったから 山里亮太さん
http://www.asahi.com/articles/ASHD20118HD1UEHF01V.html?ref=yahoo

「第一志望は親の条件だった関西の私立大学の「関関同立」。
予備校の関西私大コースに行っていたと思うんですけど、手も足も出なかった。
模試も一番悪い判定しかもらったことがない。」


真の意味での基礎力をつけるためには予備校はなかなか不向きな場所です。
基礎力はついている、ないしは自分でつけるという前提のもとに
様々なカリキュラムが組まれ、授業が進められていきます。
まんまと予備校の作戦にはまったなー、ということです。
特に現役生コースはその要素が顕著かと思われます。

だから、予備校は「使うもの」です。使われてはいけません。
これ大事なことです。

「浪人に入ってからは、3年間サボったサビやアカを落とすために、まあ勉強しました。
コツなんてものはなくて、「とにかくやる」。朝の7~9時から予備校代の一部を払うために
千葉駅などでティッシュ配りのアルバイトを週3~5日して、そこから予備校の授業や
自習室で夜9時まで勉強しました。家に帰って食事、入浴をして11時ごろまで復習。
毎日ずっと続けました。」


とにかく、基本的なところを固めていくことが何より重要。
何がわかっているかわかっていないレベルであれば、とにかくやるしかないというのは
事実だと思います。土台を積んでいく段階では、地面に盛る土はたくさん必要です。
あまりに量が足りてないなぁ、という生徒が多いのは事実です。
ただし、注意すべきは、つねに全体像を見ながら勉強を進めてほしい、ということです。
全体像なしに勉強をするのは、ベクトルの方向を誤る可能性があり、危険です。

「結局、浪人した1年間で、英語がとにかく伸びました。日本史は弱かったですが、
受験を迎える心境は現役の時と全然違いましたね。センター試験も受けましたが、
英語は解き方も法則も頭に入っているからほぼ満点でした。」


頭はいいんだなあという率直な感想。
英語は、特に高校は、文法などの構造をきちんとつかんで理解する
パズル的要素が強いと考えています。
その英語ができているというのは、やはり構造をしっかり理解できるからこそ
だと思います。
ただ単に単語を覚えて切り貼りだと、どこかで伸び悩みがあると思われるので。

「自信を取り戻さなければいけないので、勉強は受験範囲の簡単な部分から。
やり方は、読解力など思考能力を鍛える分野の勉強をしたら、休憩に日本史などの
記憶問題をやる。考える問題を解けないストレスよりも、
単純作業の問題で解けないストレスの方が少ないから。」


自分がやっていて楽しいと感じるようなスケジュールの組み方がいいですね。
無理しても続きません。
ただ、それは人それぞれなので、何とも一般化することは難しいですが、
一般論として、頭を使う数学とかと、暗記とかを交互にやることは
作戦の一つだと思います。
---

とにかく、教えていて衝撃を受けることが多々あります。
中3の2学期で正負の計算があいまいとか、
中2で角度の計算ができないとか・・・。
いやいや、そこまで進むまでに手を打てないものかと。
高校生の具体例を出すのは
今の生徒に申し訳ないのでやめますが・・・
ただ、前の学年の内容がほぼ未定着のままの生徒も
想像以上に多いです。

そんな状況のまま3年間の高校生活を送り
そして予備校で、といっても
基礎が実はゆるゆるのまま進んでも、そこからお城が崩れていくことは
容易に想像できる話です。
基礎とは何か?というのをしっかり踏まえたうえで
勉強を進めてほしいと思うのですが、
教員サイドも結構てさぐりでやっているので、
生徒にそれを求めるのは「かなり」酷であることも
承知ですが、でも、意識すれば力はつくでしょう。

今年の漢字、「転」

ようやく見えてきた、再現性のある成績上位公立校の子の成績の上げ方

高校生の期末テストの成績が帰ってきています。

私自身の今までの流れを簡単にお話しすると、
・基本的なことが定着していない、学力が決して高くない生徒を担当することが多かった
→生徒に対する教え方、生徒に対して課す課題のレベルを合わせた
出題されやすい問題を選別し、無理のない勉強になるよう配慮した)
→生徒自体は無理なく勉強できるようで、平均点には持っていくことができた
→なのに、平均以上にはなかなかならず、どうしたもんかと思っていた
*これはこれで良かったと思っています。数学の苦手な子に対して
無理やり詰め込んでやる気を喪失させるより、
まずは「わたしもできるんだ!」とやる気にさせるところから始めたいと思う次第です。

・学校自体がなかなかハイレベルな問題集をテスト範囲にした学校の子を担当した
→その対策をする必要に駆られ、レベル制限なく解かせ、問題に対する解説を工夫した
ただし基礎の徹底はつねに心がける。
→上昇の兆しは見えてきたものの、本質的な改善に至らなかった
本人たちにまだ前の学年で学習する内容が定着していなかったことも要因として
挙げられるとは思いますが、要因の大きな部分を占めているのは次の項目かなと。

・自分が生徒に対して課しているものを振り返ると、宿題のチェックが甘かったことに気づいた
宿題をとにかく「やらせる」「習慣づけ」を目標に、週3回の授業があるので、
各授業のタイミングでは大問3個ずつ宿題のチェックをした。(1週間で10問、1か月で40問の計算)
・課したのは、なんでもない、教科書傍用問題集。ただし、B問題だろうがなんだろうが
全部解けるようにしようと伝えた。

おかげさまでおおむね平均点以上確保できました。
成績上位校の子たちが平均点を超えていたのが何よりの喜びです。

---
思うのは、やはりポイントを突いた授業があまりされていないんではないか?という
疑問です。
もちろん、数学の流れをきちんと把握し、伝えていくことは重要なことですが、
その一方で、生徒が数学嫌いになってしまっては元も子もないと思っていて、
拒否反応を示してしまいそうなことであれば、正確性は度外視する場合も多いです。
結果いわゆる公式を理解し、暗記したうえで使っているうちに、その公式の
本質的な意味がようやくじわじわと分かってくることが自分自身多かったので。

指導者が無理してはいけません。
無理していいことはありません。無理しない範囲で、できる限りの努力をする。

ごろあわせネタと反道徳とのさかいめ

藤沢市立小の教諭が算数で不適切語呂
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201511/CK2015112002000255.html

---
神奈川県藤沢市の市立滝の沢小学校で、女性教諭(40)が算数の授業の際に
「嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)を足すと皆殺し(37564)になる」とする語呂を
読み上げて電卓の使い方を教えていたことが、市教育委員会への取材で分かった。
市教委は「不適切な指導方法だった」とし、保護者説明会を開いて謝罪する。
 (中略)教諭は市教委の調査に、「数字に興味を持ってもらうためだった。反省している」と話したという。

---

もちろん、日々の言動には注意を払う必要があるのは大前提です。
しかし、24時間365日すべての言動を教師らしくすることは不可能だし、
そもそも「工夫」の範疇だと思うのですが。

これあかんって言い出したら
1族元素、「エッチでリッチなかーちゃんが ルビーせしめてフランスへ」が
「エッチでリッチなかーちゃん」とか、「ルビーせしめる」とは何事かと。

今クエン酸回路のごろ合わせを探していたら、
「おくいあさこ不倫」ってあった。
「不倫を高校生に教えるのは問題ではないか」とかになってしまう。

トリビアの泉ならやっててもおかしくないネタでは。

だから、このニュースの裏側には、何か別の問題が隠れていそうな気がします。
こんな単純な話をオオゴトにしてしまう理由があると思われます。

あーいえばこういう、学力問題/「9-3÷1/3+1」が計算できないという件

「9-3÷1/3+1」が計算できなくて大丈夫なのか? 1部上場企業技術者「小学生以下」学力の実態
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151203-00000001-jct-bus_all

---
大手企業の技術者の多くが、中学入試で出題されるような
理数系の基礎的な問題を解けないことが、神戸大学や同志社大学などの研究グループの調査でわかった。
 「9-3÷1/3+1」(1/3は、3分の1)という計算問題の正答率は、なんと6割を切ったという。
優秀なはずの大手企業の技術者でも、小学生レベルの基礎的学力が身についていないことになる。

1980年代の正答率は9割だった
じつはこの「9-3÷1/3+1」の計算問題は、四則計算、とくに分数への理解力をみるための
類型問題とされ、ある製造業企業が高校や大学を卒業したばかりの新人技術者に行っていた算数テストにも
出題されていた。

 中部経済連合会の「日本のものづくりの競争力再生と産業構造転換の推進」(2012年2月)に
若手労働者の学力・能力低下の事例として盛り込まれ、その製造業企業の技術者の正答率は
4割しかなかった。この企業では毎年、同様の算数テストを実施しており、1980年代の正答率は9割だったという。

---

1980年に9割で、最近の調査で6割だという問題は、
歴史的背景を知れば冷静になれるはず。

1980年代に大学生、ないしは新卒の技術者は
1968年指導要領のもとで育った人たちだと思われます。
今およそ55~65歳の人々でしょうか。

1968年指導要領は、アポロ計画とかなんとかで
科学技術の重要性を説かれた国民のニーズに沿った形で、
戦後最強のカリキュラムといわれた指導要領です。
そういった詰め込み教育のもとで育った人々がこの世代です。

そうこうしていると、その詰め込みがおそらく原因で、
いじめとかの問題が取り上げられるようになった。
金八先生もちょうどこのころの誕生。(Wikipedia:金八先生)(放送は1979~)

で、結果、「ゆとり教育」が1977年指導要領から始まるわけです。
ゆとり第1世代ではなぜそんなにマスコミが騒がなかったかといえば、
ある意味でゆとりを設けることは「当然」だったわけです。
1977までの過去20年間、ゆとりとは全く正反対の方向を目指していたわけで、
そりゃー当然ですよね、ゆとりを求めるのは、というわけです。

現在の新卒といえば、ちょうど我々世代です。
今、逆のことが起きてませんか?ということです。
ゆとりゆとりと1977から30年間言いつづけて、その反動が来ていませんか?ということです。
今、あまり「脱ゆとり」に対しての抵抗勢力が取り上げられないのは、
脱ゆとりがあまりに当然の流れだと思われているからです。
でも、本当に、そうですか?と問いたい。

思考の上で、「そうです、やはり脱ゆとりは必要です」というならいいのですが
余りに短絡的にマスコミのいうことに踊らされるのはどうなんでしょうか。

ここまでを踏まえたうえで、さっきの例題が解ける必要が
はたしてあるのか?というのを冷静に考えなければいけないと思います。
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久米さんです

Author:久米さんです
最近勉強が楽しくなってきた27歳男。
明星大学通信教育部通学中。

この4月から兵庫県にある私立高校勤務予定。

くめさんです。久米ひろしさん本人とは似て非なるまったくのでたらめです。

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